2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
気がつけばもう2週間も過ぎているなんて……。/村上春樹の新刊を読み終わり、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の再読をはじめる。どちらも面白い。/里見龍樹『不穏な熱帯』。いわゆる人類学の転回というのがどういうことなのか、フィール…
詩集を編集する楽しみは、読者に届いたときからは想像もできない可能性にひらかれた姿を垣間見ることができることだ。/必要あってさる詩人の詩集を3冊ばかり読む。平易なことば、つまり日常的に口にしたり眼にしたり耳にしたりすることの多いことば、意味…
あれこれとしているうちにだいぶ間が空いてしまった。振り返っても仕方ないので今週の読書から。/グレゴリー・ケズナジャット『開墾地』を図書館の新着コーナーで見つけ、なんとなく手に取る。風景や土地の淡い描写となにかが起こりそうな予感の濃淡の感じ…