ean9ceu@NDF.peq9uwg’s diary

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今週の読書(2023年12月11日〜12月29日)

この一週間ばかりいわゆる年末進行といえばいいのか、だいぶ睡眠時間を削る。/疲れた。/荒木飛呂彦荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』(集英社新書、2011年)、サスペンス映画編から先に読んだが、こちらが最初の本。折り目正しい名作紹介でありながら、マニアックでも衒学的?でもなく、本当に好きなんだなという好感ばかりが残る。あとがきでも触れられているように、東日本大震災のさなかに書かれ、刊行されている。そのことが一層、なぜホラー映画を見るのかを真摯に語りながら、作品を紹介してゆくというシンプルで直球のつくりにつながっているのだろうか。(12/14)/図書館で引用確認など必要書籍を借り込む。こちらは文脈がぼんやりとは見えるけど、本の山だけを見てもなんのことだかわからないだろうな。山田太一ユング、山師カリオストロ、、、。(12/15)/いろいろな出来事があって、年末。東浩紀ゆるく考える』(河出文庫、2019年)がとても読みやすい文章で書かれた良い本だった。新刊の伊藤比呂美森林通信』(春陽堂、2023年)がやはりすばらしい本だった。群像2022年5月号のエッセイ「愛について」を思い起こす。いろいろなことがあり、もう年末である。(12/29)