ean9ceu@NDF.peq9uwg’s diary

。どな本だん読近最 https://twitter.com/ean9ceu

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今週の読書(2022年9月25日〜29日)

さきの23日から25日の三連休はほぼ、あるタイトな進行の仕事にかかりきりだった。ほかの案件にもちろん影響が出ているがそんなことを言っている場合でないのでしかたない。気を取られているあいだに読書も進まない。/25日24時をいくらかまわるころにとりあ…

夏目漱石『こゝろ』(新書判漱石全集12巻、岩波書店、1978年)

『こゝろ』を読んだ。 高校一年生の頃だったか、半年くらいかけて少しずつ読むという授業があり、「私」とKの下宿の間取りを書いたり、「坑夫」に脱線したりしたぼんやりとした記憶がある。いや「坑夫」は小森陽一先生の授業だったか。 いまでも高校生くらい…

今週の読書(2022年9月20日〜24日)

関東でも台風接近の影響を感じた週末、結果的にほとんど傘を差さず書店に出掛けもしたし散歩したりもした。ずるずると仕事をするばかりで読書は進まず、平日になるとなおページの進展は遅くなる。『こゝろ』を読み終えて『行人』に。/作業すべきことが多く…

今週の読書(2022年9月16日〜19日)

お盆が明けてからもう年末が始まったと感じてはや一ヶ月。実際気忙しく、また気持ちだけでなく慌ただしくなってきたのが否定できなくなってきた。いやはや。ある方にこれはすごいと薦められたイリナ・グリゴレ『優しい地獄』を読む時間がすっかり取れない。…

宮地尚子『傷を愛せるか 増補新版』(ちくま文庫、2022年)

トラウマなどの研究をしている医療人類学者、といったらいいのだろうか、宮地尚子さんの本が文庫になっているのを書店でみつけた。ちょうどいい、元の書籍をまだ読んでいなかった。そう思って手に入れて、さっそく読み始める。 数本のエッセイが増補されて、…