ean9ceu@NDF.peq9uwg’s diary

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今週の読書(12月4日〜10日)

週末も深夜というか早朝まで稼働したのち、そのまま新しい週へ。/『荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟』(集英社新書、2013年)、とても面白い。こういう具体的な楽しみ方をわかりやすく語るものが最近、本をめぐっては少ないのではなかろうかと考える。書評が面白くなくては本そのものも読まれまい。(12/4)/何かを校了するとどうしても1日くらいは次の作業に入り込めない。折よく誘われるまま、かなり久しぶりに外でビール。黒田硫黄の新刊が出ている!と盛り上がって購入したものの(『ころぶところがる』)、どうやら7月頃に発売だった模様、もしかしたらその頃にも同じように盛り上がったような気もするがそれはまた別の新刊のときだったかもしれない。(12/7)/また新しい本について入校、ただちに仕上げの作業に。時計がカチカチ鳴る音が聞こえる……。/BECKをちゃんと聴いたことがなかった、などなどの出会いそびれたあれこれを聴く。「Odelay」(1996)、とても素晴らしい。/小田原のどかさんの『モニュメント原論』(青土社、2023年)入手。そういえば山内朋樹さんの『庭のかたちが生まれるとき』(フィルムアート社、2023年)がいいところで中断したままになっていることを思い出す。/アウグスティヌス神の国』、長々と続いたウァルロへの批判がようやく一段落して、プラトンはいい線をいっていたけど惜しい、など語りはじめ、俄然面白くなってきた。川名潤さんのzine『出版とデザインの26時』と並行して読む。こういう文章を読むたびに自分の工作舎史観的なところに気付かされ、知らなかった固有名詞を覚える。(12/9)/引き続き、この週末も作業。久しぶりに映画でも観ようとおもい、C・イーストウッドの「15時17分発、パリ行」(2018年)と「8マイル」(カーティス・ハンソン、2002年)。カーティス・ハンソンが亡くなっていることに気がつく。キム・ベイシンガーカーティス・ハンソンのペアは「L.A.コンフィデンシャル」(1997)でもそうだったのか。隈研吾の新しい新書、さわりだけ読むも面白い。(12/10)