少々調子を崩していたがようやく回復基調、と思ったらもう年末。/ぜんぜん読書進まず。木村敏・檜垣立哉『生命と現実 木村敏との対話』を読んだのがせいぜい。ドゥルーズへの準備運動。/行きがかりで手に入れた『ファウスト 2』を読みすすめる。ゲーテを読むのは初めて、というかドイツ文化圏のものにあまりに触れてこなかった……。/ダレルが届いたのでさっそく読もうと思うのだが、なんとなくカヴァフィスを読むのを先にするべきという気がして、中井訳、池澤訳を比較してみたくなるが、そうすると中井訳をどこにしまったかが問題で……、という具合に一週間ばかり持ち歩いている。/ひとまずの年末の読書として『ドン・キホーテ』の最初の巻を鞄に放り込む……。(2022年12月28日)